■ユニホームの更新

常務理事坂本美佳子

皆様、新緑の季節になりましたね、コロナ禍の中でいかがお過ごしでしょうか。当院は、今年度4月1日から病院の全職種のユニホームの更新がありました。数年毎の定期的な更新ですが、新しいユニホームは、わくわくします。
 私たち看護師の白衣の歴史は、クリミア戦争で活躍したフローレンス・ナイチンゲールからです。私が学校を卒業して、看護師のなった時(数十年前)は、ワンピースタイプの白衣に白いストッキングでした。そして、白いナースサンダル、頭には、ナースキャップを被っていました。その後、ナースキャップを外すようになり、白いサンダルは、足全体を覆う白いナースシューズになりました。いつの頃からでしょうか、白衣という呼び名と共にユニホームという呼び名も定着していきました。そして、ワンピースタイプからパンツスタイルになり、チュニック(襟付きのユニホーム)から、機能性を重視したスクラブ(襟なし)になりました。当院の看護師のユニホームが、ワンピースタイプからパンツスタイルになったのは、看護度の高い患者さんへ素早い対応、患者さんを支えるという機会が増え、行動的なパンツスタイルを好んだからだと思います。
 私は、個人的にはワンピースタイプも好きでした。また、長い髪をひとつにまとめ、きりっと見せることができたナースキャップも好きでした。今日は、懐かしいあの頃の白衣姿の写真を、探してみようと思っています。

2022年5月10日


 

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