■冬の危機管理

関東甲信越ブロック担当 多田則子

 街はクリスマスのイルミネーションに彩られ老いも若きも何とは無しにハッピーな気持ちになります。そのhappyな気持ち笑顔に変えて多くの人に今年最高の笑顔をプレゼントとしてあげたいです。ホワイトクリスマスと言えば夢があっていいのですが、外気は例年にない寒さで異常気象とも言えるくらいで、雪の少ない地域にまで豪雪となり根雪になりそうな勢いに戸惑いを感じる状況です。
 そして、病院はと言うと、冬にはお決まりのインフルエンザに始まりさまざまな冷たい空気が好きなウィルスによる感染症の発生が心配される時期でもあり、ハラハラドキドキと言った状況です。患者さんも働く職員もどうか多くの発症がなくこの時季が過ぎますようにと願ってやみません。
 そこで発揮される看護管理者の危機管理です。
感染対策チームと連携を図り、いかに早期に対応するかがkey wordになるのでしょか。なんといっても大切なのは、体力の温存には欠かせない栄養バランスよく口から摂取し健康バロメーターにすること、そして何よりも一番大切なのは睡眠。忘年会の時期でもあり一年で一番体調管理が重要な時間もしれません。口うるさいくらいに、手洗い・うがいを含むスタンダードプリコ―ションを職場では徹底を図り、感染接触を最低限度にする配慮をしたりと、この時期が早く過ぎてくれればと思う看護管理者は少なくないと思います。皆さんの病院はいかがでしょうか。冬の青空は空気が澄んで冷たいので、遠くのきれいに富士山・筑波山・東京スカイツリーが見渡せるのはうれしいが感染の戦いはまだまだ続くといった感じかな。。。



2014年12月25日


 

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