■子供からもらった希望

常務理事 長田佳予子

 先日、私が勤務する病院付属の保育園で卒園式がありました。
式を終えた幼児が数人、看護部長室に挨拶にやってきました。

「今日、保育園を卒園しました。今までお世話になりました。お仕事頑張ってください」

大きく、一語一句ゆっくりと、声を合わせて。
先生から教えられた文言を何度も何度もみんなで練習したのでしょう。
小さな子供が力を合わせて、私に向けて成し遂げた事に、どことなく自身の仕事に照らし合わせ、不思議な感動を覚えました。

次々課題が押し寄せる慌ただしい年度末、なかなか結果が出せなかった不甲斐なさ、気持ちを奮い立たせては事務局と押し問答で診療報酬改定に向かう日々、疲れのせいか毎朝二度寝が続く今日この頃…、そんな私に鞭を打つように「力あわせてやればできる!」と希望を与えられた気がします。

子供たちから1輪のガーベラを渡されました。私の一番好きな花、しかも好きな色で、これまた感動。即効でペットボトルを空けて挿しました。
ガーベラの花言葉は「希望」「常に前進」。
この出会いを大切に今日も前に進みます!


 

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