地域の中でコミュニティー医療・看護の展開を!

東海・北陸地区ブロック役員 中西容子
(石川県・金沢市立病院 看護部長)


 2014年がスタートしてあっという間に半年が経過・・・月日のたつのがあまりにも早くて、一体何をやってきたのだろう・・・とフッと不安に襲われてしまうのは私だけでしょうか?
 今年もまた不安定な天候が続いています。患者さんだけでなく私たちも体調管理が難しいな、と感じる今日この頃です。皆様も、“自分自身が元気でないと、スタッフや患者さんの元気は守れませんよ!!”と、叱咤激励していませんか?

 さて、今年度診療報酬が改定され、皆さんの施設でも少なからず影響を受け、現状分析から対策を立てて戦略的に取り組んでおられることと思います。今回の改定は、国の本気度が現れた改定ですし、将来を見据えてまだまだ変化していくことが予想されます。そのような中で、自分たちが住んでいる地域の医療・看護、介護の将来予測と自分たちが取り組むべきことについて、看護管理者同士で語り合っていますか?もちろんそこには、自分の地域の環境分析や施設の強み・弱みなどの分析が重要です。地域全体の医療・看護、介護について地域で生活する患者さんに寄り添い、的確にアセスメント出来るのは看護職ですから、看護師の役割は重要ですね。そしてまた、この看護職を効果的にマネジメントする役割は、もちろん私たち看護管理者であると思います。医療機関だけでなく、自分たちが生活する地域の中で医療・介護・福祉施設、在宅などと連携すること、地域が一体となったコミュニティー医療の展開が重要ですね。少し話が大きくなりましたが、看護管理者同士の強力なネットワークを駆使し、地域の皆さんが安心して医療・看護、介護を受けながら地域で生活していける、その一端を担っているということを自負しながら現場の資質向上に努力していきたいものです。

 8月には愛媛で第18回日本看護管理学会学術集会が開催され、当認定看護管理者会企画のインフォメーションエクスチェンジが行われます。タイムリーな話題で今からワクワクしますね。皆様と愛媛でお会いできるのを楽しみに、今日もお仕事ガンバリマショウ↑


2014年7月18日


 

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