■最近の災害について思うこと

東海地区ブロック 役員市川幸子

7月3日に静岡県熱海市において、土石流が発生し、大きな被害になっています。いまだに安否確認できていない方もおり、被災者の皆様は大変な日々を過ごしていらっしゃると思います。関係している皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

今回の土石流は、盛り土が原因である可能性もあり、自然災害とは違うのかもしれませんが、これだけ多くの災害に見舞われている最近の日本の状況を見ますと、「災害は、必ずやってくる」という考え方をする必要がありそうです。私自身もずいぶん昔ですが・・・昭和58年に台風18号の被害を受けて、自宅が床上浸水50センチ以上の経験があります。菊川(一級河川)に車や牛が流されました。その時の大変さは、今でも忘れられません。

これから先、南海トラフの大地震が予測されていますし、毎年のように集中豪雨による風水害。このような状況の中で、自分たちの命と地域住民の命を守るためには、地域の地形の特色を知ることや、防災マップ(ハザードマップ)により危険地域を把握しておくなど、病院での訓練も含めて、できることから防災対策をしていきたいと強く感じました。

2021年7月09日


 

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