■福島で看護管理者教育を担当することになって

認定看護管理者会役員 北原 和子

5年ぶりに福島県に戻り、4月から福島看護協会で認定看護管理者教育の専任教員として仕事をすることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

福島は、すでにさくらの花は散りましたが、4月11日には、みぞれが降り、翌日、電車から松川駅周辺の銀世界を見ることができました。週末に「花見山」にお花見に行こうとも思っていましたが時間が過ぎてしまい、来年の楽しみに先送りしました。これから福島の花の楽しみは、花みづき、ライラック、八重桜、つつじ、藤の花などで、巷のロケーションが彩り豊に染まってくる様で、私の一番好きな季節到来です。

就任のあいさつ廻りに県庁とO病院を訪問しました。私が以前勤務していた病院で一緒に仕事をしておりました医師や事務の方々にお逢いでき、予めアポイントを取ってお会いした方以外に、廊下で偶然お会いして、「昨年・今年、異動で戻ってきました」とおっしゃる事務職員の方とも温かい言葉をかけていただき、懐かしい数年前が甦ってきました。

再び、この福島の地でファーストレベル、セカンドレベル、サードレベル等の研修を通して、私が今、楽しみにしていることは、長年経験してきた「看護」や「看護管理」、「マネジメント」について研修生とともに語れることです。さらに、2年間臨床を離れていましたので、研修生のマネジメント課題や問題解決過程を踏みながら、臨床の看護管理の醍醐味に触れることができるのもうれしく思っています。

自身の思いばかりを書いてしまいましたが、認定看護管理者の育成に携わることになりましたので、私の役割としては、研修を受講した研修生が認定看護管理者取得を目指して、様々な講師の講義や演習を重ねるごとに生き生きと変化できるように、また、私が教員養成の1年コースの研修受講によって、そうであったように、地に足がつき、マネジメントの展開に自信が持て、1周り大きくなった発言や行動が実感できるように支援できたらと考えております。


 

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