梅雨の季節。梅雨の中休みで、よく晴れて日差しが強くもう夏の気配の日もあれば、大雨が降るなど不安定な天候が続いております。体調管理がむずかしい時期ですね。
先日、チーム医療の質と患者安全を向上させるトレーナー育成プログラム『Team STEPPS ファンダメンタルコース』を受講しました。Team STEPPS はコミュニケーションエラー減少に効果的な研修であり、私が担当している「看護管理論」の講義の中でも取り入れています。看護学生も実習場面では、チーム医療の一員です。患者安全を向上させるために、また、将来の看護職者・組織の一員として、Team STEPPSを学ぶ意義は大きいと感じています。病院の看護管理者から看護基礎教育に関わり、3年が過ぎました。看護基礎教育の現場で、認定看護管理者として、何ができるか、どのような役割があるのか、試行錯誤の毎日です。
研修を通じて『カモメになったペンギン』 ジョン・P・コッター (藤原和博訳) ダイヤモンド社 に出会いました。きれいでかわいらしい表紙と挿絵に引き込まれ、仲間を危機から救ったペンギンのリーダーシップとペンギンたちの挑戦に心を揺り動かされました。序文にある「私にとっての『氷山』は何か?このストーリー中に見つけたものをどういかせるか」という言葉を、自問している現在です。既にお読みの方も多いと思いますが、組織変革の一助として、力と元気をもらえる本として紹介いたします。
2014年7月3日
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