■私の働き方改革

財務理事  鈴木 久美子

2017年4月に厚生労働省から「新たな医療の在り方を踏まえた医師・看護師等の働き方ビジョン検討会」の報告書が出されました。最近は超過勤務に関するニュースを耳にします。当院看護部は平成28年度から新たな取り組みとして、12時間夜勤導入に向けて検討を開始しました。

看護は対象者1人ひとりに看護サービスを提供するための知識と技術が必要です。対象者に必要な看護は多くの場合継続性を必要とし、1人の看護職だけでは対象者のニーズを満たすことはできません。このように24時間365日継続性が必要な看護を繋ぐ仕組みである夜勤体制は、ニッパチ時代から継続的な課題です。夜勤のある生活スタイルを変化(3交替から2交替へ)させることは、それぞれ背景のある職員にとって容易なことではありませんが、有限である人財や財源を考慮し、しなやかに・緩やかに進めていくことは、まさに看護管理であり喫緊の課題であると考えます。

なかなか思うようには進みませんが、夏の終わりに夕日を見ながら帰宅時きれいな夕日の思わず車を止めて写真を撮りました。毎日夕日を眺めて帰宅できるよう自分自身の働き方改革も喫緊の課題です。


 

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