「人生100年時代」を見据え地域包括ケアシステムの体制の実現が求められています。
2025年の北海道の平均高齢化率の予測は、全国平均30.3%に対して34.6%です。しかし、地域別で見ると31.8%~46.2%と地域差が激しく、たとえば、訪問看護をする時も訪問看護ステーションから訪問先に行くまで、冬は除雪に30分、そこから訪問先に向かって30分~1時間、隣の家まで30分…と、夏は緑が多く素晴らしい環境も冬は看護そのものではない土地柄からくる苦労があります。広大な北海道だからこその問題があり、その中で、どこに住んでいても適切な医療と介護を安心して受けられる、そんな社会の実現のために準備万端に整え迎えなければなりません。
このような地域特性を踏まえ、認定看護管理者が「地域医療を支える看護管理者を支援する活動に尽力していきたい」と思いを一つに、認定看護管理者会北海道ブロック「きずなの会」を設置することになりました。医療と介護を繋ぐ、管理者同士を繋ぐ、現場を繋ぐ…、繋ぐための「きずな」を大切にしたいという思いを込めて命名しました。中心となる構成員9名と地域構成員が連携し活動することを考えております。会員の皆様には「会費以上の価値」を感じていただけるように、そして、多くの看護管理者が取り組んでいる医療と介護を安心して受けられる取り組みが推進できるように活動して参りたいと思っております。 全国の皆様からも温かいご支援・アドバイスを頂けますようお願いいたします。