今年、東海地区は日照不足で、雨も多く気温も例年に比べ低く、梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしですか。
夏といえば海水浴・磯遊びなど、子供が小さい頃は、地元の御前崎の海岸によく出かけたものです。岩場には、イソギンチャク・ヤドカリ・アメフラシ・小さな蟹・小魚など多くの生物と出会え、子供たちだけでなく大人も楽しみました。
時代の流れとともに子供の数も減り海岸で、水遊びをする人の数も少なくなり、淋しい気もしますが好奇心旺盛な子供(孫たち)の、楽しくはしゃぐ声を聴いていると、自然と戯れ成長していく姿は今も昔も変わらないと思います。
人も動物です。人工的な生活環境の中で生き続けることは、現代では仕方がありませんが、たまには、自然の中で心も体も癒され、育まれることが大切だなと感じます。
「ナイチンゲール看護論・入門」の中で、金井一薫氏は、「健康人・病人を問わず生物の中で最も進化の極みにある人間の場合、変化への対応の仕方が最も多様な生物ですから。自分を取り巻く外界(自然界と社会)に変化が無いか、あるいは極端に少ないという状況は、生命力の消耗につながってしまう」と述べています。健康的な心と体を維持していくためにも、今年の夏は、海や山へ出掛けてリフレッシュしてみませんか。