私は、滋賀県看護協会の副会長をしております。会長からは常日頃「Nursing Now」ということを聞いております。
日本看護協会と日本看護連盟が「看護の力で健康な社会を!」をテーマに掲げ、2019年2月よりキャンペーン活動を開始しています。
当認定看護管理者会も看護系30団体の1団体として「Nursing Nowキャンペーン実行委員会」に参加しております。私たちも何らかの活動をしていかなくてはと考えています。
それぞれの看護協会や施設ではいろいろな取り組みが行われていることでしょう。私は、日本赤十字社に属していますので、看護部の報告等の最後には「Nursing Now」が組み込まれています。所属施設ではまだ活動ができておりませんので、ナーシングナウの意味を理解して活動していきたいものです。
Nursing Nowとは
〇2018年2月にケンブリッジ公爵夫人が後援、世界保健機関(WHO)、国際看護師協会(International Council of Nurses)がパートナーとなり、Nursing Nowキャンペーンが開始された。ナイチンゲール生誕200年となる2020年末まで世界各地でキャンペーンが展開される。
〇本キャンペーンでは、看護職が持つ可能性を最大限に発揮し、看護職が健康課題に積極的に取組み、人々の健康の向上に貢献するために、看護職と看護職を支援するパートナーが行動する。
〇2019年6月時点で、世界89か国で288のキャンペーングループが設立され活動している
Nursing Nowキャンペーン
2018~2020年 |
Nursing Nowが掲げる5つの目標
1.看護職の教育・雇用条件等への財源確保
2.効果的・革新的な看護実践の普及
3.保健医療政策への看護職の影響拡大
4.リーダーの職位につく看護職の増加
5.政策実現に向け政策・意思決定者へのエビデンス提供の拡大