今年、7月1日より愛媛県看護連盟会長に就任しました。
これまで、専門学校で専任教員、急性期病院で副院長兼看護部長としてトップマネジメントを経験し、その後看護協会で教育担当をしていました。
看護連盟活動は13年ほど支部長として経験をしています。思えばそれまで看護連盟については認識不足、ことに国立病院に勤務していたころは全くと言っていいほど認識がありませんでした。
支部長になってから看護連盟と看護協会の関係、そして看護連盟の存在意義を理解した次第です。
看護協会は「政策提言」をすることで、国民の健康と福祉の向上に貢献する。看護連盟は、看護協会の「政策提言」を実現するために「政治活動」を行い国民の健康と福祉の向上に貢献する。これらのことが看護協会会員や看護連盟の会員にもなかなか浸透していないのが現状です。振り返れば過去の私自身情報がないために(言いわけです)連盟の存在意義を知りませんでした。このことを考えると、連盟の存在意義を多くの人たちに理解していただくことが最も大切なことだと思っています。
日本看護協会では、○看護職の処遇改善や教育の充実・地位向上 ○社会の変化に応じた看護環境や仕組みづくりも政策提言で上げています。しかし、先に述べた国民の健康と福祉の向上に貢献することが私たち看護職としての行きつくところかなと思います。
ならば、認定看護管理者として愛媛県看護連盟会長として地域の人々へ貢献することはたくさんあると考えています。少しずつ役割を意識しながら進みたいと思っています。
ところで皆様、医療職で国会議員が何人いるかご存知でしょうか。
興味深い職種を載せてみました。ネットで分かる範囲のものです。
職種 |
全体数
| 国会議委員数
| 割合
|
医師 |
26万3千人 |
21人 |
1万3千人に1人 |
薬剤師
| 23万人 |
3人 |
7万7千人に1人 |
看護職
| 150万人 |
3人 |
50万人に1人 |
2014年9月18日
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