診療報酬改定に備える年度末でありながら、新型コロナウィルス対策で追われている毎日、皆様もさぞかしご苦労なさっていることと思います。当院でも感染管理室中心に毎日のように対策を練っておりますが、更に小・中・高校の休校の方針を受けてからは全職員の出勤状況を調査し、職員確保対策に取り組んでいます。学童保育の受入れ状況やご家族の支援が大きく影響することもわかりましたが、それにあわせて組織としての対応を定めなければなりません。半日単位でしか休みの処理ができない当院の規程を見直すチャンス。時間単位で休める特別措置により、ほとんどの職員が出勤できることになりました。こんな時だからこそ、全職員で知恵を出し合って、個々の力を生かしたいですね。
そんな中、看護部長としての年度末本来の業務が進まず、休日も気が休まりません。個人的に楽しみにしていた、友人との食事会が中止。看護学校の卒業式や謝恩会も中止。温泉旅行計画も中断。卒業生たちがどんな気持ちでいるのかと心配しつつも、こんな時に体調崩したら目も当てられません。マスクやアルコールが品薄ならば、身体の中から元気になろうと食事に気をつかい、野菜やフルーツを意識して摂り、体力づくりを始めました。もちろん、スポーツジムにはいきません。自宅で腹筋や大腿筋を鍛え、寝る前にストレッチ!そして寒いからと懸念していた登山にも出かけました。自然に身を置くのは気持ちいいです。風は冷たいけど、お天気にも恵まれてリフレッシュできました。
自分自身が強くなることで、新型コロナウィルスで滅入った気持ちに活を入れ、混乱の波に打ち勝っていきたいと願います。
2020年3月3日