認定看護管理者会役員のつぶやき

東海・北陸ブロック役員 坂本 和美

我が家の介護

  我が家には、17才8か月の愛犬(パピオン)がいます。人間でいうと90歳以上?と言われるくらいの年齢です。
最近のペットは、飼われている環境や食べ物、さらにはペット医療も人間同等になってきており、飼い犬や猫の寿命も延びているそうです。そのため、人間と同じような病気にもなり、高齢となったペットの介護をしている方も少なくないと聞きます。
 我が家はまさにペット介護、まっただ中。当然のことですが、ペットは生涯を通じてお世話が必要ですが、それが明らかに人間でいうADL(どこまでが自立というかはわかりませんが…)は低下し、目や耳も不自由となってきていると感じる毎日です。そしてその愛犬の日中の世話を現在80歳超えの父がしており、これがまさしく老々介護かと思う日々です。まだまだ元気な父ですが、時々、愛犬の世話をしながら「自分もいずれは、こうなるんか」のつぶやきに、私としては複雑な思いで聞いています。
 人間社会では2025年問題や2040年問題など日本の全世代が将来への不安を感じる時代であり、我が家にも介護問題などで現実的に悩む日がくるかもしれません。ただ、今は我が家のアイドルである愛犬の介護を楽しみ、毎日の介護話を笑って話せることが幸せなのかもと感じる日々です。

パピヨン

2024年08月22日