日本認定看護管理者会役員のつぶやき

九州・沖縄ブロック役員 冨永 志津代

看護管理者のご褒美

3月末に定年退職し、8年間担ってきた看護部長の役割を終えました。退職に際して、たくさんの方からメッセージをいただきました。これまでの看護管理者としての姿勢や取り組み、ともに働く人々と共有してきた価値など、周囲の方がどのように受け止めてくださっていたか知る良い機会となりました。

就任直後から伝え続けたことは、「可能性を信じる」ということでした。自分のことはもちろん、周囲のともに働く人々や患者さん、そして組織の可能性や未来を信じることの大切さを伝えてきました。退任に際して、多くの方々が「可能性を信じる」ということを言葉にしてくれていました。また、多くの変革に取り組んできましたが、変化に対応して成長する職員の姿は、看護部長にとって何よりのご褒美に思えました。困難を感じることもありましたが、仕事を通して成長する人の姿を見ることができる看護管理者は、なんとも幸せな仕事だと感じさせてもらいました。

退職に際して、職員から「パンダガジュマル」のコンテナガーデンをいただきました。初めての出会いで、とても可愛らしい姿に日々癒されています。ガジュマルの突然変異で生まれた観葉植物らしく、「健康」「たくさんの幸せ」の花言葉を持っているそうです。セカンドキャリアをスタートした自分にぴったりな植物ですので、名前を付けて大切に育てています。かわいらしい新芽を発見しては、成長を喜ぶ穏やかな日々を過ごしています。

2025年4月22日