認定看護管理者会役員のつぶやき

近畿ブロック 役員 谷村美保

あんこが好き!

突然ですが、私はあんこが大好きです。

あんことは、小豆(アズキ豆)を主成分とする日本の伝統的な甘味料のこと。主に「つぶあん」と「こしあん」の2種類があります。つぶあんは、小豆を煮て、ある程度まで潰しながら砂糖で甘くしたもので、豆の形が部分的に残っています。一方、こしあんはさらに細かく砕いて滑らかなペースト状にしたものです。

しばしば「つぶあん派か、こしあん派か?」という話題になりますね。この好みの分かれ目には、科学的な観点から味覚の違いが影響していると考えられます。人によって甘みや食感の好みが異なり、滑らかで均一な甘さを持つこしあんは、甘いもの好きに好まれがちです。対照的に、粒感が残るつぶあんは、食感に変化を求める人たちに支持されています。

ちなみに私は、つぶあん派です。

日本にはあんこを使った和菓子が豊富にありますが、つぶあんと言えば、私の住む兵庫県姫路市には「御座候」というお菓子があります。これは、円盤状の焼き菓子で、あんこを小麦粉、卵、砂糖などを使ったほんのり甘い生地で包んで焼いたものです。「御座候」には、赤あんと白あんの2種類があります。

このお菓子は全国的に広まっており「回転焼き」「今川焼き」「大判焼き」「おやき」など地域や店舗によって様々な名前で呼ばれています。では、なぜ姫路では「御座候」と呼ばれるのでしょうか?

その理由は、元々「御座候」がお店の名前だったからです。昭和25年に創業した当初は「回転焼」として販売されていましたが、来店するお客さんから「御座候ください」と注文されることが多かったため、商品名を「御座候」に変更したそうです。姫路駅の構内でも販売されているため、私は通勤時によく購入します。

今川焼き

2024年02月01日