日本認定看護管理者会役員のつぶやき

東海・北陸ブロック役員 坂本和美

大役を終えて…感じたこと

先日、看護実践学会の第18回学術集会大会長という大役を無事に終えることができました。看護実践学会は、事務局を金沢大学に置き、石川県内の医療機関の看護責任者や看護教育機関教員の代表者が理事となり、企画・運営している学会です。毎年開催される学術集会は、県内を3ブロックに分けたブロックでの企画・運営であり、第18回は金沢ブロックの担当でした。そして、当院が事務局を担い、理事がいる他8施設と協力して準備を進めてきました。学会担当が決まった1年前は、「こんな大変なこと本当にできるの?」というのが正直な思いでしたが、いろんな方のお力を借り、形作ることができました。人の力が集まると困難は乗り越えられることを実感した1年であり、そして、人とのつながり、支えられることのありがたさに感謝することも、たくさんありました。看護の現場では「支える」ことが日常ですが、今回の経験を通じて「支えられる」ことの尊さを改めて感じています。人に恵まれている——そう思える1年でもありました。

同じ地域で看護のトップマネージャーが集い、看護実践について考え、共有する機会は、非常に貴重です。これからも、こうゆう機会を大事にしていきたいと思います。

そして最後に、関係者の皆さま、そしてご参加いただいた皆さまに、心より感謝したいと思います。

2025年10月8日