日本認定看護管理者会役員のつぶやき

監事 岩本 昭子

初心にかえる

昨年暮れ、米寿を迎えた恩師を囲み大学院生OBで和やかなお食事会をしました。
日本初の看護職副院長に就任した恩師は、今もなお、現役で講演活動を続けております。

私は子育てに追われていた39歳の時、看護師長に任命されました。現場で駆けずり回るだけの日々で、看護師長としての責任を果たせているのか・・・と焦り、何とかしようと思いたち、小学校入学する子供と一緒に私も学び直そうと、恩師が教授を務める大学院へ進学したことが恩師との出会いでした。

恩師は「グローバルに考えローカルに行動する看護管理者の育成」を唱えて、恩師自らも緩和ケアの実践の場で患者と家族へのケアにご尽力されている方でした。そして米寿を迎えてもなお一貫して「グローバルに考えローカルに行動する。看護部長は現場の状況を自らの目で見て考え行動することを忘れてはならない。どんなに忙しくとも現場に看護があるのだから。自らの目で確認する時間を作ることはできるのだから。」と優しくささやくように語っていました。

振り返ると、いつの時代も混とんとした課題が山積しています。煩雑な日々だからこそ、流されて過ごしそうになりますが、一瞬呼吸を整え、グローバルに考え現場を振り返り、ローカルに行動しよう。この言葉を忘れずに前にすすみたいと思います。

先生、いつも勇気を頂いています。ありがとうございます。

2026年1月15日